Tillandsia melanocrater SEL1985-0700
以前はトリコロール種の変種として記載されていましたが、現在は独立種とされている原種のチランジア。
中米を中心に広く分布する樹着生種です。
ギリシャ語とラテン語の組み合わせで「黒い杯」を意味する学名の通り、根元部分が黒く色づく渋かっこいいチランジアです。
赤い花序から青紫色の筒状花を咲かせます。
ホームセンターなどで一般的にトリコロールとして販売されているものはほとんどが本種ですので、入手自体は容易ですが、こちらの株はアメリカ、フロリダ州のマリーセルビー植物園由来の株で、その植物園の管理ナンバーが付いた個体からの増殖株です。
もちろん由来がすべてではないですが、一般的な種類だからこそ、由来のしっかりした株も持っておくというのも趣味の醍醐味ですよね。
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